我侭で欲張り誰よりも狡猾に得られないモノなら貴方が奪っても与えてくれるの軽やかにヒールを鳴らし飛び込んだ上目遣いの水晶(クォーツ)の瞳潤ませ「ねぇ、お願い」シルクの夜にウィンク羽ばたかせて廻る季節にひらり、ひらり落ちていくのにルチルの針と茨に抱かれて貴方のために歌い続けて飛ぶことを忘れていく私だけ幸せそのほうが素敵でしょ望まれて生きている事に疲れても殺してくれない鮮やかなルージュを引いて唇と言葉塞いだグラウバックの涙流れて星が消えたシルクの夜にウィンク羽ばたかせて廻る季節にひらり、ひらり落ちていくのにルチルの針と茨に抱かれて貴方のために歌い続けて飛ぶことを忘れていく透明の私 モリオンに染まる時の焔はくるりくるり揺らぎ続ける貴方の腕に最期に抱かれて帰れない空眠る場所さえ最後まで選べないの